あわび大船煮、漬け金目鯛の握り寿司
冬こそ行きたい、伊豆。掛け流し温泉と美味い地魚はなんと言っても魅力的だ 冬の寒さに蓄えて脂がのった地魚は、言わずもがなどれも絶品 温かい先付け、雲子の湯葉餡掛け 柔らかな口当たりと滑らかな食感 雲子はクセがなくうま味が地味深…>続きを読む
紅葉の見頃と山茶花の満開
11月の終わりから始まる紅葉が、今年は12月の半ばにさしかかってやっとゆっくりと色づき出した。 伊豆高原の冬は温かいのだが、今年は例年に比べて尚、温かく穏やかではないかと予想している。花吹雪の庭園内では、12月の半ばを過ぎて、ようやくもみじの…>続きを読む
ふっくら炊いた冬穴子、旨みの詰まった牡蠣
海水の温度で季節の変化を知る海の魚。海水1度の変化は魚にとって、10度の変化ほどだそうだ。近年はいつまでも暖かく、年内はなかなか冬が来ないことが多い。それでも水温1度の変化で海の季節は大きく変わるのだろう。 今日の地魚は 左から真鯛、勘八、金…>続きを読む
山のフカヒレ、天然ムキタケ。とろりとした食感に舌鼓
天城の山に自生しているきのこは旬が短く、お目にかかれるのはほんの一時。特に今年は記録的な夏の猛暑で山の自然にも異変が。天然キノコは収穫量が例年を大幅に下回っているという。 昨年、この時期に訪れた時には、天然きのこのご飯、「おこわ」に出会えた。…>続きを読む
おすすめ散策コース「池盆地の田園風景」
花吹雪から車で8分。知る人ぞ知る散策コース「池」。 「池」と言っても池があるわけではなく、以前は池だった盆地の地名が「池」。 4000年前に大室山が噴火して、流れ出した溶岩が深い渓谷に流れ込んで堰き止め、カルデラ湖ができた。今は静かな田園地帯で…>続きを読む
炙り〆梭子魚の棒寿司、皮目が香ばしい太刀魚、走りの甘鯛
秋のメニューが始まった。涼しげな夏のメニューに変わって、相模湾で揚がった軽く脂の乗った魚や旨みを感じる素材でグッと落ち着きのある彩りに。 「梭子魚の焼き食い一升飯」という諺をご存じだろうか。スマホ社会では影をひそめつつある「諺」であるが、…>続きを読む
伊豆高原に移住する?
伊豆高原は国立公園の森林と相模湾の海を見下ろす風光明媚な土地柄。実はとても風通しが良い地域で夏は涼しく感じられる。冬は温暖であるため、雪も降らず、一年を通じて過ごしやすい。 別荘感覚で花吹雪を何度も訪れるうちに風景に安心感を覚え、馴染みのカフ…>続きを読む
初夏の味覚、甘唐のムースとスズキのオランダ煮
今年も猛暑がやってきた。日本上空は記録的な暖気に覆われ、全国でも最高気温を記録するのは海のない内陸地域が多かった。ところが今年は静岡県静岡市が全国一の気温を記録。市内の風向きが大きく影響したのが理由だそうだ。 伊豆高原は豊かな国有林が暑さを和らげ…>続きを読む
和精油の魅力、静岡原産の太田ポンカン精油とは
柑橘系の西洋精油は、花から香りを抽出するネロリ、果実の皮から抽出するオレンジ、レモン、ベルガモットなどがポピュラーではないだろうか。 ヨーロッパの自然療法アロマセラピーでは、シトラスの爽やかな香りは気持ちを和らげ、リラックスできる効果があるとされ…>続きを読む
静岡県産鰻の白焼き、紅姫あまご燻製炊き込み御飯
倶楽部ハウスで夕食の席に案内され、席に着くとその日の「長七お献立」が置かれている。これからいただく料理が記されているメニューを確認するのも楽しみのひとつ。大切なおもてなしのペーパーアイテムだ。先付から始まる献立を目で追うだけで今日のお酒が美味くなる…>続きを読む