半夏生、伊豆の季節今年の黒文字精油は
今年も花吹雪オリジナルの「黒文字精油」の抽出が始まった。「黒文字」は日本原産の香木で、和精油の王とも言われているほど。古来より薬として、またその抗菌作用を利用して茶席の楊枝として利用されてきた。甘く豊かな香りとスパイシーな木のアロマが相まった上品な…>続きを読む
天城の山葵田で育った天魚の炭火焼き
伊豆、天城の夏の風物詩と言えば天魚の塩焼きと言ってもいいだろう。鮎と並び清流の女王と呼ばれている。料理人が炭火をつかってじっくりと時間をかけて焼き上げた天魚は絶品。川を泳ぐ姿を模して甘茶の葉に隠れるように盛り付けられている 豊かな天城…>続きを読む
初鰹の藁焼き、金目鯛昆布〆棒寿司
遅咲きの桜も終わり、緑の勢いが眩しい新緑の季節。爽やかなメニューが食欲をそそる。 鯛子寄せ、筍、蛍烏賊、鮑の味噌煮、ふっくら炊けた空豆の艶煮。季節を移ろいを感じさせる一皿。料理人の技とセンスが見て取れる。盛り付けも美しい。 …>続きを読む
宿を楽しむ旅、5000坪の森の中に佇む白翁棟
伊豆高原は富士箱根伊豆国立公園に指定された、天城の山々、大室山、城ヶ崎海岸という豊かな自然に恵まれたリゾート地。観光やアウトドアを楽しむのも良いところであるけれど、その豊かな自然に耳を傾ける旅はどうだろう。 あえて何もしない贅沢な時間を過ごす…>続きを読む
花吹雪の桜おこわでプライベート観桜会
伊豆高原の桜並木は染井吉野が満開だと聞いて、今回のショートトリップは友人夫妻とプライベート観桜会と洒落込んでみることにした。桜のトンネルを抜けると伊豆高原の別荘地が広がる。 お花見というと、桜の木の下で宴会のイメージがあるが、そもそもお花…>続きを読む
朝食自慢!鯵と金目の干物、炊き立て御殿場こしひかり
和風オーベルジュ、花吹雪は朝食もテンションがあがる。 一手間加えられたお料理、充実した和食の献立は非日常感を感じる。ふだんは朝食を取らない人でさえ、ご飯をおかわりしてしまう。 日常の朝食を摂る習慣は若い人ほど減少していると聞く。確かに時間…>続きを読む
上質な眠りで満ち足りる、究極の癒し宿
花吹雪の日本の色棟に宿泊するとなぜか良く眠れる。ずっとそう感じていたのだが、不思議に思って、部屋について支配人に尋ねてみると、いろいろと頷ける発見があったのでご紹介したいと思う。 日本の色棟は敷地内の中心部にある宿泊棟。 日本人が昔から愛し…>続きを読む
7つの掛け流し温泉、全9つ貸切り風呂を楽しむ
予約なしで空いていれば24時間いつでも入れる貸切り風呂は魅力的だ。何しろ宿に滞在中いつでも、手ぶらで入ることができるのは花吹雪に宿泊した者だけが堪能できる贅沢ではないだろうか。 宿泊はわずか19室の客室に対して9つの温泉が敷地内にある。それぞ…>続きを読む
あわび大船煮、漬け金目鯛の握り寿司
冬こそ行きたい、伊豆。掛け流し温泉と美味い地魚はなんと言っても魅力的だ 冬の寒さに蓄えて脂がのった地魚は、言わずもがなどれも絶品 温かい先付け、雲子の湯葉餡掛け 柔らかな口当たりと滑らかな食感 雲子はクセがなくうま味が地味深…>続きを読む
紅葉の見頃と山茶花の満開
11月の終わりから始まる紅葉が、今年は12月の半ばにさしかかってやっとゆっくりと色づき出した。 伊豆高原の冬は温かいのだが、今年は例年に比べて尚、温かく穏やかではないかと予想している。花吹雪の庭園内では、12月の半ばを過ぎて、ようやくもみじの…>続きを読む