暮らすように旅する、連泊の醍醐味
チェックインから翌朝のチェックアウトまで、あるようで時間がないものだ。連泊の醍醐味の一番は移動の慌ただしさから解放されることではないか。 荷物をおいたまま、中1日あると過ごし方がグッと変わる。あえて連泊して気に入った土地に馴染んでいく…>続きを読む
日帰り温泉は貸切風呂でちょっと贅沢な気分
100%掛け流しの温泉を独り占めできる贅沢 誰に気兼ねすることなくゆっくり楽しめる貸切風呂。夏に温泉?と思いきや、夏こそ温泉。森の中で楽しむ露天風呂は、豊かな緑とさわやかで心地よい風に吹かれて温泉に入る楽しみを味わえる。 温泉と…>続きを読む
初夏の和ハーブ、甘茶、紫蘇、夏茗荷、山椒
今年は早い梅雨入りと台風でちょっと番狂わせな今年の初夏となった。5月末から7月までとは長い雨季である。雨を楽しむ工夫も必要。桜の花が開いたような形の傘やおしゃれなレインブーツやポンチョなどをチョイスしてみるのもいい。 紫陽花と甘茶どう…>続きを読む
森のカフェ、森の宿に吹く緑の風
鶯は歌が随分上手くなった。寒桜の頃は初鳴きで、たどたどしい調子で鳴いていた。春もたけなわとなり、ずいぶん練習を重ねたのだろう。鶯の谷渡りと喩えられるように伊豆高原の森に澄んだ声だけが響いている。 森は若葉が芽吹き、こんもり…>続きを読む
春蘭、桜葉、うど、こごみ、春の和ハーブをいただく
伊豆高原は春爛漫。河津桜が葉桜になって、大寒桜、おかめ桜、染井吉野と桜の開花リレーが続いていく。富士箱根伊豆国立公園の緑も芽吹きが始まった。日本に自生する有用植物、和ハーブは香りの効能、食する効能があり、季節の移り変わりに添って芽を出し、花開き、実…>続きを読む
「メジロと桜」伊豆高原の春だより
1月の中旬には河津桜の一番花が咲く伊豆高原。どこより早い桜の開花は「春は伊豆から」というキャッチフレーズが似合う。河津桜の開花は実のところ、河津より伊豆高原の方が早い。大寒波のニュースの中でささやかな春の知らせをお届けしたい。 土脉潤起(つち…>続きを読む
伊豆高原の暖かい冬
年末押し迫った暮れだというのに、欝金色や真朱に染まった花吹雪の「森の園」。12月中旬から今年1番の大寒波が東海から北日本かけて到来した後、クリスマス大寒波が各地に大雪を降らせているニュースというのはどこか遠い国の話のよう。伊豆高原のある伊東市は真夏…>続きを読む
静岡県産アロマ精油でブレンド講座
日本のアロマセラピーは英国式が普及し、香りを嗅いでリラクゼーション効果を得ることが主な目的として愛用されている。好きな香りに包まれる芳香浴は心地よい。香りがもたらす効果は人の体やこころにとても大きな影響を持っていて、鼻の粘膜から大脳辺縁系に直接働き…>続きを読む
日帰り、7つの貸切温泉と昼御膳
森の木漏れ日がこころなし柔らかく感じる。仰ぎ見る空の青さは夏のそれとは違い、高く、澄み渡る。蝉の声はもうしない。少し遅めのお昼をいただきながら、雲上亭から眺める花吹雪の森。 花吹雪・昼膳(先付、八寸、御造、煮物、御飯、留椀、香の物、料理屋菓子…>続きを読む
夏の養生、あわび、天然きのこ、掛け流しの湯
ツクツクボウシの声が聞こえると、移りゆく季節を感じる初秋。今年は、観測史上最短の梅雨で、国内でも6月には40度を記録した地域もあるほどの炎夏だった。9月に入ってからは、蒸し暑さが堪える猛暑日も過ぎ去り、やれやれ朝夕過ごしやすくなった。森林を吹き抜け…>続きを読む